視力回復トレーニングの効果ない決定的原因

健康

ちまたでは5分で視力回復とか0.1から1.0まで回復したとかをyoutubeやブログなんかでよく目にするけど、全然効果ないんだけど・・・。

なにかやり方間違っているのかな? それとも他に原因があるのかな?

そんな疑問を自分なりに調べてみた結果5つの原因があることがわかりました。

それを意識して行えば視力が回復するかもしれないということです。

では、解説していきます。

視力回復トレーニングで視力回復しない決定的原因

そもそもなぜ回復トレーニングが効かないのでしょう。

原因はずばり、

眼球が変形しているから

私もこの真理に到達したとき・・・となりました。

そうです眼球が変形しているから眼球の筋肉をいくらストレッチしたところで一向に回復はしないのです。

そもそもあなたの目は遠くを見る目になっていないのです。

かっこよく言うと近くだけを見る目に進化したといったところでしょうか。 これを『軸性近視』といいます。

では回復トレーニングが効果ある人の目はどうなっているの?という疑問が出てきます。

その人たちは『屈折性近視』とよばれます。

こちらが目の焦点調節用の筋肉が凝り固まって視力低下した状態です。 だから筋肉をストレッチしてあげると視力が回復するのです。

そして悲しいことに軸性近視になると回復トレーニングでは視力回復はできないと言われています。

これまたショックです。

〇近視には軸性近視と屈折性近視がある。
軸性近視は眼球が変化して近くにに焦点をあわせるようにした状態。
屈折性近視は焦点調節用の毛様体筋が凝り固まることで遠方に焦点調節ができず視力が低下する状態。

とはいえこれ以上目は悪くしたくないので

なぜ眼球が変形をしたのか原因を考えましょう。

近視は屈折性近視から軸性近視になると言われています。

毛様体筋が凝り固まるとは?

例であげると重い荷物を持ち続けると腕や手がしばらく固まって動かなくなる状態です。それが毛様体筋にも起こっているということです。

重い荷物を持つわけではありませんが水晶体という目のレンズを頑張って調整し続けているのです。

毛様体筋は近くを見れば見るほど水晶体で焦点調節をしようとします。

これを長時間続けていると凝り固まって遠方に焦点調節ができにくくなります。

更にやり続けると固まって戻らくなります。

例えるなら普段前屈せず生活していたら前屈で手が床につかないって状態でしょうか?

そして毛様体筋を酷使し続けると脳がなんとかせねばと動き出すのです。

脳は近くばかり見てるから遠くは見えなくてもいいやってなるらしいです。

こちとらそんなこと望んでないんですけどね。

そして、焦点距離をどんどん縮めるために眼球を変形させるのです。ラグビーボールのように楕円状にね。

するとどうでしょう。

毛様体筋はゆるゆるで近くだけが見える眼球の出来上がりです。

毛様体筋も焦点調節しなくてもいいしと脳は一安心。

眼球が近く見るように進化を遂げましたとさ。

めでたし、めでたし。

ってこっちにとっては何もめでたくないですよね。

次に眼球が変形するまでの過程を簡単にまとめます。

眼球の筋肉、主に焦点調節をする毛様体筋が凝り固まる。(屈折性近視)
  ↓
脳が毛様体筋の負担を減らすため眼球を変形させる。(軸性近視)
  ↓
毛様体筋が緩む

ここで、また疑問がでてきます。

近く見るように進化したのに、なぜまだ目が悪くなるの?

私が思うにその原因となっているのはメガネ、コンタクトいった視力矯正器具です。

確かに眼球は近く見るように進化したと言いました。

おかげで遠くは見えなくなりました。

遠くが見えないと車の運転や教室の黒板などが見えなくて不便です。

その為メガネやコンタクトを使いますよね。

ここで、なるほどと思った方はするどい。

遠くを見るためのメガネやコンタクトをつけて近くを見るという行為が毛様体筋を凝り固まらせる原因となるのです。

その結果、眼球が更に変形してしまうという悪循環が発生します。

そしてメガネの度が合わなくなり、メガネを新調する。

また、近くを見て毛様体筋が・・・といった具合に無限ループです。

メガネをかけると度がすすむとはこのことです。

過程はこのようになると思います。

軸性近視状態でメガネをかける(仮に矯正視力1.5状態とする)
  ↓
近くを見るために毛様体筋が凝り固まる。
  ↓
脳が毛様体筋の負担を減らすため眼球を変形させる。(軸性近視悪化)
  ↓
毛様体筋が緩む。同時に裸眼視力が下がりメガネの度が合わなくなる。
  ↓
軸性近視状態で新調したメガネをかける(矯正視力1.5状態になる)
  ↓
近くを見るために毛様体筋が凝り固まる。
  ↓
脳が毛様体筋の負担を減らすため眼球を変形させる。(軸性近視悪化)
  ↓
無限ループ

まずこれ以上目を悪くしない為にもしなければいけないことは、これ以上の眼球変形を阻止することです。

その為には、毛様体筋を凝り固まらせないようにするしかありません。

その方法とは

『視力回復トレーニング』することです。

回復トレーニングって最初にあまり効果ないと言いました。

確かに視力回復としては効果がないかもしれませんが毛様体筋をストレッチすることで眼球変形の悪化を防ぐことになります。

まとめ

視力回復トレーニングの効果がない人はそもそも眼球が変形してしまっているから効果がうすくなっています。といってやらないと毛様体筋が凝り固まって更に眼球変形して目が悪くなるという悪循環となってしまいます。効果は感じられないがこれ以上視力を悪くさせないためにもトレーニングを行う方がよいと思います。そして毛様体筋は近くを見れば見るほど使うことになるので焦点距離をパソコン画面位ぎりぎりのメガネにすれば負担は更に減るということです。

万能メガネはないということです。車用、パソコン用と付け替えるのが視力の悪化を防ぐコツかもしれません。

私が個人的に調べた限りでは視力回復しない原因はこのような感じだと思われます。

あくまで個人的見解ですので専門的には間違ってるかもしれませんので鵜呑みは禁物です。

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