老後の生活費を考えてみた

老後

老後の生活費を貯めるのに資産運用した方がいいのはわかったけど。

具体的にどうやればいいかわからないよ。

老後の生活でなにをしたいかDIYしてみよう

まず最初言っておくことは、とにかく豪遊したいとか高級車のりまわしたいとかタワーマンションの最上階に住むみたいとかいう夢はおそらくこのページを見てもかないません。

じゃどんなことならかなうのってことですよね。

例えば

子供も独立したし老後に二人で住むためにしずかなところに家を建てたいな。

定年後働かなくていいくらいの資金があったらいいな

ちょっとした旅行とかプチ贅沢する資金もほしいな

おそらくこれくらいなら許容範囲です。

ではこの例をどうすれば可能になるかを検討していきたいと思います。

皆さまの何か参考になれば幸いです。

費用はいったいいくら?

やることは上記で上げたように

  1. 老後の家屋
  2. 生活資金
  3. 旅行資金

これら三つです。

順番に行きましょう。

まず、老後の家屋。

どんな家に住みたいかを考える。

老後ですからやはりバリアフリーの平屋ですかね。

平屋だとだいたい2~3LDKで1000万~2000万です。

それと土地代。

家屋+土地で2000万くらいとしましょう。おそらくこの値段では都会には住めないと思います。といっても都会に平屋を建てるスペースがあるとも思えませんが・・・。

あっても高くて買えないですね。

そして生活費は、月約26万、旅行資金は月約10万くらいです。

二つあわせて年間432万円です。

ここから夫婦の年金を差し引きます。厚生年金+国民年金で月14万+月5万の月19万くらいのようです。年間228万です。

先ほどの生活費から差し引いて432万-228万=204万

年間204万が不足分になります。

必要な費用は

家屋 2000万

生活旅行費 年間204万

となりました。

どうやって貯めるのか

ここで厳しい条件が出てきます。

まず家屋2000万は定年までに現金で必要ということ。定年後退職していれば住宅ローンを組ませてくれない可能性があるからです。

次に生活旅行費年間204万は常に収入を得るシステムにしないといけない。

なぜならば人生100年時代いつ死ぬかわからない時代です。有限の資産であれば将来枯渇する恐れがあるからです。

ではどう貯めるのか。

資産運用でキャピタルゲインとインカムゲインを駆使します。

キャピタルゲインは「資産を売却することで得られる利益」いわゆる売却益です。

インカムゲインとは「資産を保有している間に得られる利益」いわゆる配当金とか利息にあたります。

キャピタルゲインで家屋の2000万を貯めます。

インカムゲインで生活費の年204万を配当金で貯めます。

配当金ならば株を売却しない限りずっともらい続けることができます。

まず、40歳~65歳設定で考えます。

(定年以降は追加投資はしない)

家屋2000万の場合

毎月5万を積立6%の利回り運用すると

34,649,699円貯まります。

あっさりクリアです。

2000万よりかなり余裕がありますが、理由があります。

生活費の項目で説明します。

次に生活費の年204万の場合

毎月5万を積立4%の利回り運用すると

25,706,478円貯まります。

これを高配当株(米国ETFのSPYD等)を買っていたと想定すると

一株当たり28.67$(2020年7月)とする約8539株買えます。

(レート105円 2020年7月)

配当が1.7$(2020年7月)なので14516.3$=1524211.5円もらえることになります。

152万だとあと52万足りません。

ここで前項の残り資産が登場です。

足りない分は家屋費を引いた14649699円から捻出します。

2000万を引いた残り分は売却せずに運用を継続します。

そしてトリニティスタディというやりかたを使います。

これは資産から4%づつ毎年ひいたとしても資産がなくならないといったやり方です。

14649699x0.04=585987.96

毎年58万円引き出したとしても資産はなくならない。ただし6%運用ができていることが前提です。

毎年最大58万引き出せるので不足分は補えて更に6万上乗せが可能です。

やるべき資産運用は

キャピタルゲインねらいの利回り6%の株を毎月5万積立投資

インカムゲインねらいの配当利回り4%の株を毎月5万積立投資

これを25年やれば達成できそうです。

毎月10万の積立ができるかどうかが重要です。 できないときは娯楽費を削るか、家屋費を削るか、定年を数年遅らせて年金額を増やすかを検討してみた方がいかもしれません。

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